会議でタイムレコーダーを使う意味

タイムレコーダーは概ね、出勤時間と退勤時間を打刻する用途に使われています。出社時に打ち、オフィスを出る時に打つ、それで給与が計算され、支払われるのです。このタイムレコーダーを、会議で使うことがあります。具体的には会議室にタイムレコーダーが取り付けてあって、参加者が部屋に入る前に打刻するのです。こうすると、どこの会議に誰が出席していたのかがわかります。大企業ではビル内に複数の会議室を持っており、会議室の予約もシステム化されています。タイムレコーダーのデータと会議室の予約状況を対比させれば、あるはずのない架空の会議に出席していることにしておく、という誤魔化しはできなくなります。つまり、会議の出席状況を正確に把握することが可能になるのです。参加しないでさぼっている状況を疑いたくはありませんが、従業員が多くなればなるほど人の目は届きにくくなるものです。

そして人の目が届かないところでは、気が緩むことも魔が差すことがあるものです。タイムレコーダーで行動をチェックされていると思えば、自然と気がひきしまるでしょう。さて、会議でタイムレコーダーを使うのはこうした出欠チェックの意味もありますが、他にも作業分析に利用する目的もあります。私も経験があるのですが、五年目くらいになるとプロジェクトのリーダーを任され、会議が急に増えます。下手をすると一日中会議室を点々としていて、自分の作業をするのは残業時間に入ってからになってしまうのです。リーダーが会議だけをしていればいいのなら問題はありませんが、リーダーも仕様書を書いたり人が足りなければ製造も手伝ったりしなければなりません。場合によっては予算と睨めっこしながら増員、コスト削減に頭を悩ませることもあります。そんな中で会議続きでは、時間がいくらあっても足りません。このような状況に陥りがちなプロジェクトを掬い上げるために、会議参加のデータは必要になってくるのです。こうした用途で使われるタイムレコーダーは、紙のタイムカードに打刻するタイプよりも、ICカードで認証し、記録するタイプのものが多いようですね。

そうすると会議室にはICカードを持っていない人は入れなくなりますから、セキュリティの面でも役に立ちます。見た目も小さくてシンプルなものが多数出ていますから、会議室の扉脇につけても邪魔にはなりません。中には入退システムと連動していて、タイムレコーダーを通さないと扉が開かないようにしているところもあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です